近年、地盤沈下によるトラブルは、多く発生しています。
これは良好といえる宅地が減少し、不同沈下を起こし易い軟弱な地盤上に宅地が存在するようになったためです。
地盤の強さは見かけではわかりません。
そんな地盤のトラブルを未然に防ぐのが地盤調査です。
▲埋立地が液状化現象になった様子
地盤調査は法律で義務付けられています
安く家を建てるために地盤調査を避けようとする方もいますが、地盤調査は法律で義務付けられています。
「建築基準法施行令第38条」という法律によって、
建物を新たに建てる際には、一部の例外を除いては地盤調査を行わなければならないようになりました。
地盤調査によって地盤の状況を確認し、必要であればその地盤に最適な改良工法を選定して地盤を補強する為、地盤改良工事を行います。
現在、家を新築する会社は10年間、「瑕疵担保責任」を負うことが義務づけられていますが、
松幸工業は、地盤保証会社と提携しており、安心・安全な施工後に「地盤保証」をつけております。ご安心ください。
地盤調査の方法
様々な建築物(戸建て住宅、会社や工場・店舗、公共施設など)の規模、目的を問わず、建物を安全に支持できるだけの地盤の硬さや土質であるかの調査を、
お客様の環境やご予算などに合わせて、最適な調査方法をご提案いたします。
スウェーデン式サウンディング試験
- スウェーデン国有鉄道が調査採用した試験方法で、国土交通省が堤防の地盤調査として導入されています
- JIS規格(日本工業規格)に制定されています
- 深度最大20mまでの計測が可能です
- 既存の建物があっても調査が可能です
- 戸建て住宅に多く採用されている調査方法で、地盤の強度のバラつきも把握が出来ます
- 作業も半日程で完了するため、お客様により早く結果報告をすることが出来ます
ボーリング試験【標準貫入試験】
- ボーリングロッド先端に取り付けた標準貫入試験用サンプラーを地盤に30cm打込むのに要する打撃回数を測定する試験です。
- 地質、地下水が確認出来るので、正確なデータが取得可能です
- 液状化の判定も出来ます
- 大型建築物の地盤調査に信頼度が高い調査方法です
室内配合試験
- 試料採取した現地試料土をもとに、室内配合試験を実施して固化材の適切な添加量を決定します
- 地盤改良の対象となる土の性状の変化を想定し、所要の設計強度を発現するための固化材の種類と添加量を決定することが可能
- 添加量の異なる供試体を作製し、添加量とその強度の関係を把握することが可能
- 添加量と一軸圧縮強度の関係から、室内配合強度の確保に必要な固化材の添加量を求めます
地盤調査後の地盤改良工事もお任せください!
地盤調査後、地盤改良工事が必要と調査結果が出た場合、地盤改良工事も弊社にお任せください。
その地盤に最適な改良工法をご提案させていただきます。